第73記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
この記事の要約
- HSPはゾーンに入る潜在能力がある
- 3大要素が集中を阻害する
- 息をはく筋肉の動きで息を吸う
- 日常でコツコツ、ゾーンに入る練習をする
ゾーンとは

皆様の中には既にゾーンを経験している方もいるかもしれません。
集中の極限状態
ゾーンとは集中の極限状態のことを指します。
集中の極限状態では下記のような事が起きます。
- 何かに没頭していていつの間にか時間が経っていた
- 周りの音が気にならない(雑音に感じない)
- いつも以上に頭が冴えて正確に先が読める
- 速い物がゆっくり見えた
もし今までにこういった経験が無い方でも
HSPは
黙々と作業できる傾向を持っている観点から、
ゾーンに入るポテンシャル(潜在能力)はあると思っています。
因みにゾーンに入ったり
それに近い状態になると、
- 受ける刺激を軽減できる
- 疲労度を抑えられる
- 情報量を制限できる
などHSPには嬉しいことが沢山あります。
集中を妨げる3大要素
ここでは集中を阻害する3つの大きな要素をお伝えします。
1つ目は環境です。
仕事や勉強などの周囲の状態が整っているか。
2つ目は出来事です。
仕事や勉強などの内容が自分にとってどういう対象か。
(好きでやっているのか?仕方なくやっているものか?)
3つ目は他人です。
近くの人が席を立ったとか、
隣の人が話しかけてきたとか、
HSP的には周りの人の感情も入ってきます。
これら3要素は
強く心や思考に揺らぎを与えてきます。
自分でゾーンを作り出す2ステップ

- ゾーン状態を作り出す呼吸法
『ゾーンと言えば一般的に無意識のうちに入っているもの』
そんなイメージがあるかもしれません。
確かにゾーンのベストな状態で言えばそうかもしれません。
しかし、それに近いベターな状態へは意識的にもっていけます。
もしかしたらそのまま完全なゾーンに入れるかもしれません。
それではお伝えします。
①深呼吸
その時出来る限りの良い姿勢(体重が左右対称にかかり、体全体にあまり力が入っていない状態)で
息を大きく吸ってゆ~っくりはいてください。
これを2~3回繰り返します。
②吸う時にギュー
次に、息を限界まではきます。
そうしたら今度は、はいた時の筋肉の動きのまま息を吸ってください。
おへそかみぞおちの内側あたりにギューッと力が一気にこもります。
そしてこれも2~3回続けてみてください。
《POINT》
肩を上下しないように呼吸すること
日常生活の中で、周りからの刺激を軽減したいと思った時、
集中したいと思った時、ゾーンに入りたいと思った時には是非試してみてください。
- 普段の小さな練習
上記でゾーン状態を作り出す呼吸法をお伝えしましたが、
いつでも誰でもこの呼吸法でスイッチを押すようにゾーンに入れるわけではありません。
自分をゾーンに入りやすくする為に日々の小さな練習が必要です。
キーワードは「気が向いた時にちょろっとやる」です。
『よし!集中しよう!』と息巻いた時に
いきなりゾーンに入ろうと呼吸法をしても恐らく上手くいきません。
(少しは効果があるかもしれませんが…)
日常の中で気が向いた時にちょっとずつやって呼吸法に慣れておく。
これが「いざ」という時に効果を最大限に引き出す秘訣です。
参考文献
■ 『ゾーンの入り方』
著者:室伏 広治
発行者:茨木 政彦
発行者:株式会社集英社
■ 『ゾーンに入る技術』
驚異の集中力が最高の能力を引き出す!
著者:辻 秀一
発行者:太田 宏
発行所:フォレスト出版株式会社
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